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【RPAとは?】RPAによる障害者雇用への影響

今回はロボットが業務をおこなうRPAによる業務の改善が障害者雇用にどれだけの影響を与えるかについてです。 

RPAとは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略語で、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが、文字起こしやデータ入力などの定型作業を代行・自動化する懸念の事を指します。

このRPAという言葉は2016年ごろから使われ始めましたが、まだ「単語は聞いたことがあるけど意味は分からない」「AIとRPAの違いが分からない」と言った方が多くおられるのが現状です。

文字起こしやデータ入力と言った作業は特別なスキルなどが必要ないため、障害を抱えておられる方に負担が少なく人気の職業となっていますが、今回はRPAが導入される事で、障害者雇用にどんな影響を与えるのか詳しくご紹介したいと思います。

目次

RPAの背景

パソコンとロボット

先程もご説明させていただいたように、RPAとは情報処理などの業務をパソコン内のソフトウェアやロボットが代行することを指します。

現在少子高齢化によって多くの企業に人材不足が生じている中で、人材不足を解消するためにバックオフィス系の業務を自動化・効率化するという目的でRPA導入が開始されました。

一方で、障害を抱えておられる方の中には「文字起こしとかデータ入力の業務をしていたのに、仕事が無くなってしまうのだろうか・・・」と不安を感じておられる方もいます。

またRPAの導入によって、RPAに関する専門の知識や技術を持った人材が多く必要になることや、せっかく導入したRPAが社内で効率よく稼働できていないといった課題も多く見られます。

RPAと障害者雇用

ボルトとレンチでメンテナンス

RPAが導入されるという事は、バックオフィス系業務は少なくなりますが、ロボットを管理・メンテナンスするエンジニアが必要となります。

エンジニアは誰にでも出来る仕事ではなく専門職となるので、給料面でも大きく評価される可能性が高く、障害特性にマッチするケースも多いです。




障害者のRPAエンジニア育成

設計する

RPAの導入により自動化される事で、現在の障害を抱えておられる方の就労価値が失われてしまう可能性が大きくなってしまっています。

そんな中で、就労移行支援事業所で障害者がRPAを管理・メンテナンスするエンジニアのスキルを習得できるための育成プログラムを実施しています。

RPA化によってこれまでの仕事を失ってしまった障害者が困らないように、このようなプログラムが実施されているのは助かりますね。

RPAエンジニア育成プログラムでは、RPAに関する知識やスキルだけでなく、障害特性との向き合い方や障害者の働き方全般に関するアドバイスに関しても学ぶ事が出来ます。

エンジニアのスキルを持つ障害者を雇用する事は、障害を抱えておられる方自身だけでなく、企業としても人材を確保でき、障害者雇用枠を満たすことが出来るという点で大きなメリットとなります。

その他RPAによって可能になる事

働き方改革

RPA化は障害を抱えておられる多くの方にとって働き方改革が必要となる、面倒なものというイメージを持っておられる方も多いですが、RPA化によって可能になるメリットもたくさんあります。

まずRPA導入によって事務作業がミスなく長時間(1日24時間常に稼働)おこなうことが出来るようになります。

人材を雇うと人件費が発生してしまいますが、RPAを導入するとそのソフトウェア・ロボットを購入する金額やメンテナンス・管理・修理するお金だけ支払えば良くなるので低コスト化にもつながります。

実際、このようなメリットを考えて多くの企業が「新入社員」という位置づけでRPAを活用しています。

まとめ

障害を抱えておられる方にとってRPA化は自分の仕事が無くなるかもという心配や不安が大きく占めてしまうかもしれませんが、RPA化によって多くの人材が必要になるエンジニアの育成プログラムにより障害者が仕事に悩むことがないよう一生懸命取り組みをおこなっています。

エンジニアの仕事は専門職となるので給料の評価も高くなる可能性があり、エンジニアの知識など一切なかった障害者も育成プログラムによって必要なスキルを十分に身に着け立派なエンジニアとして働く事が出来るようになります。

是非前向きにとらえて働き方改革の機会とするように致しましょう。

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