「精神障害かな?」と思ってしまうと、仕事など将来のことが不安になりがちです。
今回ご紹介するのは
仮に、精神障害になったとしても、働いて自立をすることができるかもしれません。
「精神障害でも働けること」を理解する
「精神障害になると働けない」と考える人は、とても多くいるものです。
確かに、精神病を患っているわけですから、社会生活を送るうえでは、様々なハンディを抱えなければいけません。
しかし、ハンディを抱えなければいけませんが、働いて給料を得ることは充分に可能なのです。
「精神障害=働けない」ではない
「精神障害かな?」と思ってしまうと、「もう人生うまくいかないよ」だなんて考えがちです。
また、「働いて自立するなんて無理だ」という具合に、社会生活に関する不安を感じることもあるでしょう。
しかし、精神障害を抱えつつも働いている人は、多くいらっしゃいます。
確かに、現時点では、「働くのは無理」であるかもしれません。
しかし、継続的に治療などをしてゆくことで、働ける状態を目指してゆけばいいのです。
また、仮に働くことができなくても、生活保護という制度があります。
この、生活保護がある限り、生きてゆくことはできますので、安心してもらいたいものです。
精神科や心療内科に通う
仮に、精神障害である場合、それは列記とした心の病気になります。
従って、精神科や心療内科などに通うべきでしょう。
例えば、虫歯を疑ったら、歯科に行きますよね。
おそらく、虫歯を放置したら、さらに悪化するでしょう。
それと同じように、精神病を疑ったら、精神科などに行くべきなのです。
おそらく、精神病を放置したら、さらに悪化するでしょう。
初診前に「絶対に伝えたいこと」をまとめておく
精神科などの初診の際には、症状を伝えることになります。
もちろん、問診票を書くことになるので、医師には症状が伝わります。
しかし、「特に困っていること」「絶対に伝えたいこと」が、あるのではないでしょうか。
例えば、「寝不足が続いてフラフラな日がある」など、生死に関わることなどは、絶対に伝えたいものです。
このように、絶対に伝えたいことは、初診前にまとめておきましょう。
やはり、まとめておけば、「絶対に伝えたいこと」を的確に訴えられるため、的確なアドバイスや処方箋を受けることができます。
精神科と心療内科の違いについては下記のリンクを参考にしていただければと思います。
長期プランで就職を目指す
先述したように、精神障害であっても、働くことは充分可能です。
しかし、精神障害は列記とした病気なわけですから、よく考えて就職をしないと、なかなか長続きしません。
やはり、長期プランで考えながら、就職を目指してゆくべきでしょう。
少しずつ生活リズムを整える
例えば、睡眠障害によって、日中に睡魔が襲ってくるとします。
この場合、仕事中に寝てしまうかもしれないので、現時点では働くことはできませんよね。
しかし、徐々に生活リズムを整えて、日中に活動できるようになれば、働くことができるでしょう。
もちろん、すぐに睡眠障害が治って、日中に活動できるようにはなりません。
しかし、カウンセリングで規則正しい生活を模索したり、睡眠薬を活用することで、少しずつ生活リズムを整えることは可能なのです。
少しずつ「自分の症状」を理解してゆく
「自分の症状」を理解していないと、仕事中に「自分の症状」が原因で、困難なことに直面するかもしれません。
仮に、「身体が震える」という症状を持っているとします。
この場合、「どのような場面で身体が震えるか」というところまで、症状を理解すべきでしょう。
例えば、「人前に出ると身体が震える」というところまで、症状を理解できたのなら合格です。
また、例えば、「満員電車に乗っても身体が震える」といった感じに、様々な症状を理解したいですね。
ちなみにこの場合、「人前に出ない職種」「車通勤可の会社」を見つければ、「自分に合っている可能性」が高いので、仕事は続きやすいはずです。
支援者と一緒に就職を目指す
1人で就職活動をするわけではないので、安心してくださいね。
例えば、主治医はもちろんのこと、精神保健福祉士・社会福祉士・カウンセラーなど、様々な支援者に頼りながら、就職活動をすることができます。
また、就労移行支援事業所など、「障害者の就職を支援する機関」もありますよ。
このように、「精神障害者でも就職したい」と思った場合、手助けしてくれる人はたくさんいるわけです。だからこそ、決して焦ることなく、ジックリと就職を目指したいものです。
まとめ
精神障害であっても、働くことは充分可能です。
また、仮に働けないとしても、生活保護があるので、生きてゆくことはできます。
この、「働くことができる」「生活保護がある」ということを理解すれば、少しは心が楽になるはずです。
「精神障害かな?」と思ったら、精神科などに通いましょう。そして、長期プランで、就職を目指してゆきましょう。
