テレワークという言葉をよく耳にするようになりました。
これは、コロナウィルスにより世界中で在宅勤務を推奨する動きが出てきていることが要因になっています。
実際にテレワークにより業績を落とすことなく営業されている会社が多く、主にIT業界などパソコンを使った企業が非常に成果を出しています。
今後、テレワーク・在宅勤務という流れになってくと思います。
そして、この流れは、障害を持っている方にとって追い風になります。
今回は、障害者の方がWebスキルやITスキルを習得することでどのような仕事があるのと、WebやITのスキルを無料で学べる制度をご紹介したいと思います。
障害者とWeb・IT業界
今、使っているパソコンはどこを使っていますか?
最近では、iPhoneで有名のAppleを使っている方が増えてきましたがまだまだマイクロソフトのウインドウズパソコンを使ったいる方が多いと思います。
実は、マイクロソフトの創業者のビル・ゲイツも幼少期、社会性の面での発達に課題を抱えた非定型発達の子どもであった。学校から、学年を遅らせてはどうかと勧められたことがあります。
前にToiroNet.でもご紹介したようにIT業界には障がいを抱えている方が多く働いていて成功している方も本当に多くいます。
WEBスキルで活躍できる職業
WEB業界には多く仕事や職種があります。
その中でも将来性のある職種を5つに厳選してご紹介をしたいと思います。
1.Webプロデューサー
2.Webプランナー
3.Webマーケター
4.Webデザイナー
5.Webアナリスト
では、どのような具体的に仕事内容を説明したいと思います。
Webプロデューサー
サイトの企画から運用まで、全てを責任もって監督するプロジェクトの責任者です。
Webサイトを立ち上げる時には依頼されたお客様との打ち合わせをするプランナーやヒアリング、予算を立てる人など多くの人がWeb制作に関わります。
プロデューサーは、関わる人たちを1つのチームにして、全てを効率よく運搬するためにどの様に出来るか考えて、的確な指示をチームに伝えます。
全ての情報をきちんと管理して、サイトの企画を成功させるときにチーム全員から頼れる存在となる事ができ、信頼してもらえます。
Webプランナー
クライアント様との打ち合わせ内容や要望などを聞いて、実際にWeb設計などを行い、製作者側に伝える橋渡しのような仕事を行います。
制作者側のスケジュール管理なども行うので、プロデューサー同様計画通りに進行する勤勉性や、管理能力なども求められます。
サイトのページ単位の細かい設計や編集作業もプランナーの役割です。
計画通りに物事を進行することが得意な方にオススメです。
Webデザイナー
ページのレイアウトや配色、また文字のフォントを選定したり、読者やサイトを利用される方が分かり易いよう画像やパーツを入れ込んだりという作業を行います。
障害を抱えておられる方の中でも特に人気の高いWeb関連の仕事です。
流行りのカラーや、デバイスに最適なデザインなど最新の流行を一早く入手して、デザイナーの仕事に実践していくという能力も必要です。
デザイナーの仕事は誰かと協力しながら達成していくという仕事ではないです。
一人でパソコンに向かってサイトの細かいデザインを施していくという感じなので、結構没頭して楽しくお仕事が出来るかもしれません。
1つのことに集中して取り組める方にオススメです。
Webアナリスト
アナリストは様々なWebサイトから情報を収集して、課題に対して施策を考えるという仕事です。
実際にWebサイトを作成したり運営したりという仕事ではありません。
たくさん投稿されている記事やデータを総合的に判断して、間違っている情報と正しい情報を見極めたり、多くの人のコメントから社会をどう改善できるか考えたりと本当に大きな役割を果たしています。
日本ではあまり知られていませんが、影ながら全ての分野を支えている貴重なお仕事と言えるかもしれません。
その他
ご紹介させて頂いたお仕事以外にも、Webディレクターやコーダー、プログラマーやマーケターなど様々なWeb関連のお仕事があります。
また、記事を作成するライターやカメラマン、映像制作者などもWeb業界に関わっています。
障害者のWebスキルと就職
このようにWebスキルを習得することで仕事の幅が広がると共に、今後、給与の面でも向上していく職種だと思います。
実際に、Webスキルを学ぶ方法を説明したいと思います。
- 独学で学ぶ
- オンラインで学ぶ
- 制度を使い就労移行支援事業所で学ぶ
独学で学ぶ
最近では、Web関連の本が多く発売されています。
ネットなどを調べても詳しく教えてくれる優良なサイトが多く無料で学ぶことができます。
しかし、全く知識がない人が独学で始めると挫折することが多いので忍耐力が必要になってきます。
オンラインで学ぶ
多くの会社がオンラインでWebスキルを学べるサービスを展開しています。
中には、オンラインで担当の先生が教えてくれたり、質問などを答えてくれるサービスなどもあります。
挫折することなく着実に学ぶには良いと思いますが、どうしてもそれなりの金額が掛かってきます。
Webスキルを学ぶことで就職のサポートも付いている会社もあるので将来的に得られるお金を考えたら良い投資になるかもしれません。
制度を使い就労移行支援事業所で学ぶ
障害者手帳をお持ちの方なら制度を使い就労移行支援を受けれます。
現在、多くの就労移行支援が障害者の就労サポートとしてWebスキルを習得できる通信講座を行なっています。
制度により無料で習得できますし、就職のサポートをしてくれます。
障害特性に合わせたサポートが期待できるので非常にオススメです。
それらのWebスキル習得のためのサポートを十分に活用して、障害を抱えておられる方も現在多くの人材を必要とされているWeb業界で働く事で、社会に大きく貢献していけたら良いですね。
まとめ
今回はWebスキルを活かした仕事の種類や、スキルを習得するために企業や団体が障害者支援として取り組みを行っていることなどご紹介する事が出来ました。
「Web関連の仕事は私には向いていないのではないか・・・」
「難しいのでは?」と感じられる方もおられるかもしれません。
でも、ちょっとでもWeb業界で働く事に興味を持っておられるなら、是非スキル習得のために一歩踏み出してみてください。
諦めずにWebスキルの習得を行えば、必ず社会に大きく貢献する仕事をしっかりと果たすことが出来ます。