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2020年の最新技術によって 障害者の壁はなくなる?

ある研究結果によると障害を抱えている方の多くが、働く意欲と能力が十分にあるにも関わらず、通勤が困難であるという理由で望み通り就労出来ていません。

銀行のATMを利用する際にも、タッチパネル式となり以前よりも使いにくく感じている方も少なくありません。

テレビ番組を視聴する際にも目や耳の不自由によって思うように情報を全て得る事が出来ません。

皆と同じように普通に過ごそうと思っても交通や仕事、レクリエーションの時間さえも壁となるバリアがたくさん存在すると感じている方もいらっしゃるかもしれません。

実は現在、こうした問題に最新技術で解決しようとする動きが出ています。

最新技術によってどんな障害者の壁を取り除き、生活を豊かにしているのでしょうか?

また、将来さらに最新技術が発展していく事でどんなことが可能になるのでしょうか?

この記事では最新技術が可能にする障害のある方の生活についてお話していきたいと思います。

目次

最新技術によって可能になったこと

今の最新技術によって視覚や聴覚、身体などに障害を抱えた方々の生活が過ごしやすくなりました。

それぞれ説明していきたいと思います。

目が不自由な方

私たちは目から得られる情報に大きく依存していて、目が見えないと不安になりなかなか前に進めません。

危険を察知するときにも、時刻を確認するときにも、愛する家族や友人と会話をする時にも目で周りの状況を判断しながら安心して行動する事が出来るのです。

目が不自由な方は想像しか出来ませんが、常にそのような不安な中、真っ暗闇に包まれた状態で生活しています。

目が不自由な方の気持ちになってみると、そのような状況の中でも一生懸命明るく周りの人に接して、仕事を一生懸命頑張っている人たちに尊敬の念が沸きますね。

最新技術は視覚障害者向けの点字表示の時計や、周りの状況を超音波で察知して振動で伝える機械、コミュニケーションしている相手の人の顔の特徴をカメラでとらえて音声で伝えるアプリなど様々な最新技術によって視覚障害者のバリアを除いています。

視覚障害を抱えていても自力で移動し、自分の好きな場所に好きな時に行けるよう大きな支援となっています。

耳が不自由な方

聴覚障害を抱えている方は、移動中に後ろから迫ってくる車の音に気付かなかったり、人と会話をする時に声が聞き取りにくくスムーズに会話が出来なかったりと様々な困難を抱えておられます。

人とのコミュニケーションは特に生活の中で大切で、前向きに明るく生きていくために欠かせません。

耳が不自由だと他の人と意思を通わせることが難しいので、内気になったり話したいのに話せないもどかしさからストレスが溜まってしまうケースも多く見られます。

最新技術はこうしたコミュニケーションや周りの音を察知して危険を知らせるという分野で大きく貢献しています。

例えば、救急車やパトカーなどの緊急車両が近づいた時に点滅によって知らせる機能や、話す事が困難な方のために絵文字を使ったチャットアプリが開発されたりしています。

自動車の運転中にマイクで周りの音を認識し、音の大きさによってハンドルが振動するものもあるそうです。

聴覚障害者が安心して移動でき、多くの人となんの気がかりもなくスムーズにコミュニケーションが取れるようになると世界が大きく広がると思います。

体が不自由な方

体が不自由な方の支援技術の代表は車椅子が挙げられます。

しかし、車椅子でスムーズに移動できる道は少なく、インターネットや地図で調べてもなかなか出てきません。

手に麻痺がある方が車椅子を利用する事が出来ないという問題点もあります。

最新技術はこれらの問題を解決し、車いす用のルートを表示する地図サービスを展開したり、手で操作が出来ない方のために顔の表情によって車椅子を操作できるキットを発売したりしています。

指が思うように動かなくてゲームで遊べない方のために、限られた大きなボタンだけで操作が出来る簡単なPC用のゲームが開発されたという事例もあります。

最新技術は障害者のバリアを除くだけでなく、生活を豊かにして楽しめるようにする点でも役立っていることが分かります。

こうした取り組みは障害のある方でも楽しむことができる「eスポーツ」として発展しています。

障害のある方ととeスポーツの関係については下記のリンクからご覧いただけます。

さらなる最新技術の発展で期待出来る事

視覚障害者はテレビの画面から必要な情報を十分に得る事が出来ず、司会者や出演者が話している内容しか分かりません。

「この画像を見てください」と言われても目が見えないので十分に情報を得る事が出来ないのです。

最新技術によってこの問題を解決し、番組表を前もって知る事が出来るようどのように視覚障害者を支援できるかも課題となっています。

また就労における問題として障害者雇用にパソコンやIT関連機器などの使い方をトレーニングする支援技術トレーナーが少ないという点も挙げられます。

最新技術によって専門性の高い技術トレーナーがいなくても、必要なトレーニングを受けられ、仕事で活躍できる人材を作り出すということも可能になるかもしれません。

まとめ

今回は最新技術がどのように障害者のバリアを無くし、生活を豊かにしているのか、また最新技術がさらに発展する事でどんな事が可能になるのかと言った点についてご紹介することが出来ました。

最新技術は目や耳が不自由な人、体が不自由な人に大きな役割を果たし、スムーズに移動やコミュニケーションが行えるよう助けています。

抱えている障害に関わらず皆が同じように何の不自由もなく生活できるように、これからの最新技術に期待していきたいですね。

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