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【障害者雇用】ICT活用で障害者の就職を変えるために必要なこととは?

今回の記事では、ICTの活用の仕方と障害者の就職・雇用がICTでどのように変わるのかを解説します。

学校でも使われ始めたICTについて知ることはこれからを知る上で必要な情報だと思います。

なるべくわかりやすく解説しているので最後まで読んでもえらえると嬉しいです。

ICTに関連した記事を書いています。下記にリンクを貼っていますのでよろしかったらこれらも参考にして下さい。

目次

障害者の就職を変えるICTとは?

ICTとはパソコンだけでなく、スマートフォンやスピーカーなど、さまざまな形状のコンピューターを使った情報処理・通信技術のことを指します。

同じような意味を指す言葉として「IT」を思い浮かべられる方もいると思います。でも、この2つは似ていますが、ICTはITにコミュニケーションの要素を含めたもので、異なります。

障害者にとってICTは就労や教育、社会参加など生活を容易にする潜在能力を持っていると言われています。

ICTの活用で可能になる事

ICTと聞くと難しく感じられるかもしれませんね。

でも、現在実際に多くの企業でICTが取り入れられて、スタッフ同士やお客様とのコミュニケーションがスムーズに行えるようになっています。

例えばWebサイトを使って、場所や時間関係なくお客様から商品の注文や問い合わせをもらうことが可能になりました。

また、会議をTV会議システムを使う事で、離れた場所にいるメンバーとも同じ時間に繋がりあってリアルタイムで会議をすることが可能です。

さらに、外出先でも携帯電話から社内メールが送れるようになり、スムーズに情報共有を行なえます。

メールを送る際に写真や動画を一緒に添付して送れる事も、コミュニケーションがより具体的で分かり易くなり、スムーズに行えるようになっています。

障害者とICTの課題

障害を抱えておられる方の多くが、スマホやパソコンなどコンピューターを使用する事に関して、「分かりづらい」「使いにくい」と感じています。

ある調査によると、障害者のインターネットの利用は52.2%となっており、約半分近くの方がインターネットを利用していないことが分かります。

なぜこのようになってしまっているのでしょうか?

障害者の本音

障害を抱えておられる方にとって、インターネットを使う時に以下のように不安や困惑を感じておられる方は少なくないようです。

・個人情報が流れるのが怖い

・インターネットの通信にかかる費用が高い

・書かれている内容が分かりにくい

・画面のデザインや画像の表示が見づらい

・音声が聞き取りにくい

・点字ディスプレイや読み上げソフトが機能性や操作性が不十分

・身近な人の中に機器の使い方を教えてくれる人がいない

あなたも同じように感じられていますか?

でも、現在ICTはどんどん発展して、このような障害者の不安を少しでも改善出来るよう研究が進められています。

ICTが障害者の就職のサポーターになる

重体身体障害を抱えておられる方や、目が見えない、耳が聞こえない、言葉が話せないというコミュニケーションを取ることに困難を感じている方は多くおられます。

そのような方は、会話をしたくても言葉が発せなかったり、相手の話していることを上手に聞き取れなくて諦めてしまったりと「コミュニケーションを取りたいけれど取れない・・・」というもどかしさの中で生活しておられます。

ICTはそのような方のコミュニケーションをスムーズにするために、色々な研究を経て発展しています。

ICT活用の実例

例えば一つの例として補聴器があります。

補聴器は耳が聞こえにくい人の耳の代わりとなってくれて、色々な音や会話、テレビの音などスムーズに聞き取ることが出来るようになっています。

そのため、相手から言われたことにも俊敏に反応して円滑にコミュニケーションを取る事が出来ます。

また、講演会やコンサートに耳に障害を抱えておられる方が十分に参加して楽しめるように、補聴器にループ機能を付けて、電磁的に音声を補聴器に伝える方法も開発されています。

その他、画面の文字が読めない人のための音声読み上げ機能や、歩行誘導装置、点字ディスプレイや音声入力など様々なICTが活用されています。

障害者雇用に関して

このICTの発展は障害者雇用にも大きく貢献しています。

自宅にいながら行える仕事としてイラストレーターやライター、デザイナーなど色々なものを挙げる事が出来ますが、
仕事全てを自宅で完結できるよう、インターネット上で依頼者とのコミュニケーションを円滑に取れるよう工夫されています。

また、事務の仕事に関して、パソコンに文字を入力するのが難しい方でも、音声入力機能によって発した言葉が自動的にパソコンに入力されるという画期的なICTも実現しています。

さらに先ほども紹介させていただきましたが、抱えている障害ゆえに会社に出勤するのが難しく、会議などに参加できない場合でも、

自宅でリアルタイムで会議に参加できたりとICTは障害者の雇用に大きく役割を果たしていることが分かります。

まとめ

今回はICTが障害者の仕事や生活の面で、どのように役立っているのかご紹介する事が出来ました。

私たちは仕事においても、普段の生活においても、レクリエーションにおいても常にコミュニケーションを必要としています。

しかし障害を抱えておられる方の中にはコミュニケーション自体が難しいと感じておられる方もいます。

ICTは障害者のコミュニケーションをスムーズにするために、色々な機能やサービスを増やして、円滑化しています。今後のICT発展にもさらなる期待が高まりますね。

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