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【働き方・仕事】農業に〇〇を使ったら発達障害者の雇用が増加する!?

今回は農業の仕事へ就きたい、あるいは転職しようと思っておられる方に是非お役立ていただければと思っています。

スマート農業の主な取り組みや、メリット、今後の課題など障害を抱えておられる方が農業の分野で働くのに役立つ情報を知って頂けます。

目次

農業は障害者雇用問題を解決する

耕運機

私たちが生きていくために欠かせない、穀物や野菜を育てる農業。

最近では農福連携という取り組みが行われています。

農福連携とは、障害者や高齢者などが農業に携われるよう、国や自治体、法人などがそれを支援する取り組みのことです。

農福連携の取り組みが進むことで、障害者や高齢者、生活困窮者の働き口を創出できるとともに、農業分野では高齢化による後継者・働き手不足の問題を解消できると期待されています。

出典:厚生労働省「農福連携の推進に向けた取組について」

そして、最近ではNPO法人や社会福祉法人以外の企業が特例子会社として農業に参入しているケースも増えています。

これにより障害者の雇用が大きく伸びています。

しかし、まだ農業は障害を抱えておられる方にとって、体力も繊細な技術も必要になるため、「私には出来ない・・・」と感じておられる方が多いようです。

そのような障害があって農業の仕事を選択できないという方に向けて農業分野にICTやITなどを活用した次世代型の農業である「スマート農業」が話題となっています。

スマート農業の登場によって、障害を抱えておられる方も農業の分野で働きやすくなりました。

スマート農業の取り組み

障害を抱えておられる方が農業の仕事において一番心配なのが、種まきや収穫といった重労働だと思います。

暑い夏場や気候が荒れる梅雨の時期などは、障害を抱えていなくても大変な作業ですが、体力的な面で障害を抱えておられるとなると、他の人よりさらに難しく感じられるかもしれません。

スマート農業はICTやロボット技術、ビッグデータ、AI、IoTなどを取り入れて、農業の大変な作業をロボットに任せ、生産性を向上させるという形式を指しています。

例えば、農薬散布などの重労働を行うドローンや、野菜や穀物などを自動で収穫してくれるロボット、収穫したものを箱詰め・発送する業務を担うロボットなど、

農業が出来るだけ楽に誰でも行えるよう進化しています。

大変な作業全てをロボットが肩代わりしてくれるようになると、私たちはロボットを操縦したり、ロボットが担いきれない細かい部分の植物の世話などだいぶ作業全体が簡単になります。

スマート農業のメリット

このような最新の技術をスマート農業に取り入れる事で、重労働や危険な作業から解放されます。

農業に「大変」「難しい」というイメージを持っていた方も、「簡単」「誰でも出来る」というイメージに変わり、人材も増えてきます。

また、農業では専門の知識によって天候や気候を見極め、水やりの量や収穫の時期を決定する能力が必要でしたが、データ分析の機能を搭載する事で専門的な知識が無くても初心者でも仕事に就くことが可能になります。

さらに、ロボットの導入により生産性がアップするため、人件費もかからず効率よく作業を進めていく効果もあります。

農業はこれまで、体力勝負な面もあったので長時間の作業が難しい状態でしたが、ロボットの登場でそれが可能になり、人員的な問題で拡大できなかった仕事の規模を大きくできるようになるかもしれません。

スマート農業の課題

スマート農業のイラスト

現在、ICTを活用したスマート農業の取り組みは始まったばかりで、費用対効果の見通しが立っていないという現状があります。

また、これまで農業を長い間営んでおられた方は、仕事内容が一気にデータ入力やデータ分析など事務的なものに変わり、困ってしまうのではないかという課題も挙げられています。

スマート農業が登場したので、スマート農場に必要な知識や技術を持った人材が求められるのも現状です。

現在、今後の課題に向けて、無料で最先端のスマート農業をスタートできる取り組みを行っている企業もあります。

これから課題が一つ一つ解決されていく事で、障害を抱えておられる方が農業の分野でさらに働きやすい環境を整える事が出来ます。

障害を抱えておられる方が現在抱えている状況ゆえに、「農業を仕事にしたい」という夢をあきらめてしまわないようにICTのさらなる活用が期待されます。

まとめ

今回はスマート農業について、取り組みやメリット、今後の課題についてご紹介する事が出来ました。

農業に関して、「重労働が多い」「大変そう」というイメージを持っておられる方は、スマート農業の取り組みを知ってもらいたいです。

もう農業が大変な作業ではなく、人とロボットが共同して楽しく行える仕事であると認識して頂けたと思います。

農業で将来働きたいと考えておられる方はその夢をあきらめないで、将来農業分野で働けるよう一歩一歩進んでいきましょう。

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